はじめに


「リフレ」と言われると何を思い浮かべるだろうか?

このようなブログを毎回見に来てくれているような方であれば、いろいろ思うことがあるだろう。しかしながら、テレビのニュースでちょくちょく話題になるけれども「リフレ」というものが一体何なのか?意外と知らない人が多い。知っているとしても結構誤解をしている人が多いように思う。

この記事では「リフレ」というのがどういうものなのかについてできるだけ事細やかに解説していくことから始まり、リフレ初心者が抱きがちなリフレについてのいくつかの疑問について言及していく。

本来の意味でのリフレは肩もみや足つぼ押しなど簡易的なマッサージをしてもらうところ


まず、リフレという言葉の本来の意味に関してはwikipediaに掲載されている「リフレ」の項目のページに詳しく記載されている。

リフレクソロジー(英: reflexology)とは、反射療法とも呼ばれ、主に足の裏(手の平などを含む場合もある)の特定部位を押せば体の特定部位に変化が起こるという考えに基づき、疲労の改善などをはかる療法である。語源は、reflex(反射)と-ology(学や論の意味を表す名詞を作る接尾辞)を合わせた造語であるとの説が有力。「リフレ」と短縮して呼ばれることもある。

引用元:wikipedia

このreflexologyという言葉が「リフレ」と短縮化したものが語源と言われており、その言葉が転じて体の特定の部位を指圧するなどの簡易的なマッサージを売りにしたお店として登場したのが有力とされる。

これに基づいて秋葉原ではメイド喫茶の発展形としてメイドさんがリフレをしてくれることを売りにしたお店が登場。メイドのコスプレをした女の子が自分の体のツボを指圧するなどして疲れを癒すコンセプトであるのがポイントだ。リフレのすすめではこういったお店を「正統派リフレ店」として区別している。

ここで注意してほしいのが、ここで触れるリフレというものはあくまでも”医学療法的に疲労を回復するのを目的としている”ものでないという点だ。あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律においては”疲労を回復することを目的とする”ようなマッサージを行うには国家資格が必要になってしまうのだ。そのため先ほど紹介したようなメイドリフレでは”医学療法的に疲労を回復するものでない”という注意書きを貼っているのがほとんどだ。

これに関する話はやはりwikipediaに掲載のページが詳しい。

こういった「正統派リフレ店」では上記の背景によりメイドのコスプレを着た女の子が疲れを癒すという名目で指圧などを行うという側面が強い。具体的にどういったことをしてくれるのかについてのパターンは以下の通り。

1.体の部位別で料金が発生するパターン
・肩もみ○分○○○○円
・背面指圧○分○○○○円
・腰指圧○分○○○○円

等と体の部位毎で料金が発生するというもの。こういったパターンのものはセットコースとして全身指圧を行うものも設定されることが多い。正統派リフレ店とされるお店の中でも最も多いパターンである。体の一部分だけをマッサージをしてもらうという側面が強く料金も手ごろな傾向にある。

もちろん全身をくまなくマッサージしてもらうことも可能で、当然だがその分料金が高くつくのは言うまでもない。何をするのかというのが明確になっており形式ばった施術を行う傾向が強い。

2.施術時間毎で料金が発生するというパターン
・30分○○○○円
・60分○○○○円

こういった感じで施術時間単位で料金が発生するというもの。基本的には全身をくまなく施術するところがほとんどだ。1.のパターンのお店に比べると割高感が否めない部分があるが、逆に言えば時間内で全身をくまなくマッサージしてくれることを考えるとどっちもどっちといったところである。

このパターンに関しては、メニューを一見するだけでは何をしてくれるのか不明瞭な場合が多く実際に施術してもらって初めてどういったことをしてくれるのかが判明する場合が多い。また、1.のパターンに比べて自由度が高く、女の子とおしゃべりをしながら施術してもらうといった側面が強い傾向にある。

以上がメイドリフレに関する説明だが、ある日を境に「メイドリフレ」とは別のジャンルのコスプレを身に纏った女の子がリフレをするというお店も出始めた。

女子高生の制服を身に纏った女の子がリフレをするという「JKリフレ」と冠したお店が急増


メイドリフレが登場する一方で女子高生の制服を着用した女の子がリフレをすることを売りにしたお店も出始めた。後にこういったお店を「JKリフレ」と称するようになった。JKという言葉は女子高生という意味を持つネットスラングが由来とされている。

ここで勘違いしないでほしいのだが、あくまでもJKのコスプレをした女の子がリフレをするお店なのであって本物の女子高生を雇ったリフレ店とは限らないという点に注意していただきたい。そのため正確には”JK風リフレ”という言い方の方がある意味正解である。

現在はリフレ店にJKを雇っていると、労働基準法違反として摘発の対象になってしまう。というのもお客さんと密接するという行為が有害業務とみなされるようになり、こういった有害業務は18歳未満の者に従事させてはならないという項目に違反するからである。

これにより現役のJKを雇ったリフレ店はほぼ皆無に等しい状況になってしまった。万一現役のJKを雇ったリフレ店が存在する場合は真っ先に摘発の対象になってしまうため、現役のJKを雇ったリフレ店があるのはほぼ有り得ない事とされている。

初めこそは「メイドリフレ」の延長線上のものでしかなく「正統派リフレ店」の要素を持ったものもあったが、いつしか”疑似恋愛”を堪能できるという側面の強いお店が出始めた。

具体的なパターンとしては施術時間当たりで変動するコース料金(○分○○○○円~)を払った上で、そのコース料金とは別にオプションと称してリフレ+αを堪能できるというパターンのものが主流になった。オプションとしてできるものの代表例は以下の通り。

・添い寝○分○○○○円
・ハグ○分○○○○円
・膝枕○分○○○○円

このように女の子との接触を伴う行為をオプション料を払うことで可能となる。これ以外にもリフレと言いつつも様々な行為ができるとされておりお店によって大きく異なる。

コース料金+上記のようなオプション料金を払うことで女の子と接触を図ることができる。日常では内容によっては恋人同士でしかできないこともリフレ店であればできる。まるで恋人と接しているかのような非日常を堪能できるというある意味風俗的な要素を含んだ傾向のものになりつつあった。

これにより本来のリフレのように肩もみなどの施術を行うというよりは、コース料金では女の子のおしゃべりがメインになり本来の意味でのリフレの要素が皆無になってしまった。

ただ、あくまでもリフレ店であるという建前上性的サービスは基本的には禁止とされている。それを行ってしまうと風営法という法律に違反してしまうということから性的サービスを行うのはタブーとされていたのだが…

裏オプと称してこっそりと性的サービスを行うという行為が横行!挙句の果てに裏オプを容認するリフレ店が登場する始末に。


本来、風営法違反になるという理由で禁止されている性的サービスを密かに行うという行為が横行するようになった。これが俗にいう「裏オプ」というものである。

裏オプとは、本来の意味に基づいた定義では”メニューにないオプション全般”を指している。その意味が転じて本来禁止されているはずの”性的サービス”を指すようになった。

具体的には、手コキを○○○○円で行ったり、酷い場合では性行為そのもの、俗にいう”本番行為”をコース料金とは別にオプション料と称して払うことで性的サービスを行うといものである。本来法律上禁止されていることから通常のオプション料よりも明らかに高額になるケースが多い。

ただ、本来禁止されている行為をこっそりと行うという背徳感を味わいながら性欲を満たせるという点が一部の客に注目されるようになった。だが、法律上は禁止されているということ、そういった背景故に女の子自身がそう簡単に性的サービスをしたがらない傾向にあったことから従来までは「裏オプというのは都市伝説」とされていた。

しかしながら、違法であることを承知の上で裏オプを容認するお店や風営法の届け出を出すことで本番行為以外の性的サービスを”裏オプ”として合法的に堪能できる派遣型リフレ店の急増に伴い、リフレというものは肩もみなどの簡易的なマッサージを行うお店から性的サービスを堪能できるお店までと多岐に渡るようになり定義上非常に曖昧なものになってしまった。

曖昧だからこそ何ができるのかが予測できないという魅力がある一方で、曖昧だからこそ違法行為を働くお店、あるいは法の穴を掻い潜りながら営業するお店も出始める。こういった違法行為を働くお店の存在が前面にニュース等で取り上げられることから「リフレ=悪いもの」という印象が根付いている人も少なくない。

とはいえ法律に順守した上で営業するリフレ店も多く一概に「リフレ=悪いもの」と言い切るのはお門違いと言えよう。

リフレのすすめでは曖昧だからこその魅力が詰まったリフレ店を中心に紹介していく


当ブログであるリフレのすすめでは、先述の「正統派リフレ店」というよりは曖昧だからこその魅力が詰まったJK風リフレ店を中心に紹介していきたく思う。なんせ何が起こるか分からないという楽しみがあるからである。

ただし法律違反を犯してまで楽しむつもりはなく、また性的サービスありきで楽しむのはリフレのすすめとしてはちょっと違う。もちろんリフレ業界の内情を知る上でこういったお店について触れることもあるが、メインとしては「リフレ=悪いもの」という風潮に「待った!」の言葉をかけたい。その言葉をかけられるだけの楽しみや魅力というものを提供していきたく思う。